ボルボは何を重点的に点検したらいいの?点検タイミングは?

愛車は、できるだけ長持ちして欲しいものです。ボルボ車のオーナーにとっても、大切な愛車を長持ちさせるために知っておきたい情報があります。ボルボの重点チェックポイントや点検のタイミングについて紹介します。

電気系統は重点チェックすべきボルボ車

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車は部品で構成された機械であり、いつかは故障してしまう可能性を持ちます。しかし、きちんとメンテナンスさえしておけば、長年に渡り維持できます。特にボルボの車は、基本となる部分の耐久性が非常に高く、きちんと交換すべき部品を取り替えてさえいれば、20万キロを走ることも夢ではありません。それだけにボルボ車のオーナーとしては、車の点検ポイントは知っておいたほうがいいです。ボルボの車の傾向として、電気系統は弱い傾向にあります。そのため、電気配線や各ユニット類は、重点的に点検を行っておいた方が確実です。近年、車に用いられている電装類は非常に豊富となり、電気系統に負荷を与えています。オーディオのコントロールが利かなくなるなどの不具合がおこるかのうせいはあります。またパワーウインドウが正常に動作するかどうか、日頃の確認が欠かせません。さらにウインカー関連についても、ボルボの車の故障しやすい箇所として気をつけておくべき要所です。その他にも、ボルボの車で電気系統の装備に何らかの異常が見られるようであれば、自身の目やあるいはプロにチェックしておいてもらって損はありません。

エンジン周りの点検や部品交換のタイミング

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車にとって最も複雑で苛酷な環境にあるのが、エンジンです。燃料の爆発を走行のエネルギーに変えるエンジンは、使い続けるにつれて消耗していきます。ボルボのエンジンの主要部分は、非常に頑丈に作られています。長い総走行距離にも耐えられるのは、このエンジンの頑強さも大きな要因です。しかしそれも、点検を行ってこそ実現するものです。エンジンメンテナンスの基本はオイル交換です。ボルボの車でのオイル点検や交換のタイミングは一年の経過、あるいは1万キロを走行した時点で行うと確実です。ただし車の利用状況によりオイルの劣化具合は大きく変わるため、思い当たる点があればもう少し速いタイミングでの点検や交換を行うのが確実です。またエンジンの点検箇所として、ベルト類は重要なポイントです。エンジンに装着されているベルト類は、経年によりヒビ割れなどの劣化が生じます。万が一ベルトが走行中に切れると、エンジンそのものを破壊してしまう恐れがあります。ベルトの状態は常日頃点検するのが安心です。またボルボ車のベルト類の交換時期としては、5年あるいは6万キロ以上の総走行距離が適しています。

ボルボの足回りで注意しておきたいポイント

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車の乗り心地や走行性能は、足周りの装備に大きく影響します。もしボルボの車に乗っていて、走行中に違和感や異音を感じるようであれば、点検しておくと確かです。ボルボ車で多いのが、ブレーキペダルのポジションセンサーの故障です。さらにホイールのハブベアリングも、ボルボの車では故障がよく報告されている箇所であるだけに、重点的な注意が求められます。車の足回りとしては、サスペンションも走行と共に次第に消耗していくため、もし劣化が見られれば交換することで乗り味が新車のように復活します。足周りの消耗品としては、ブレーキパッドがあります。車の多くはディスクブレーキが採用されていて、ブレーキパッドにより制動力を発揮します。ブレーキパッドは使用するたびに磨耗し、徐々に磨り減ります。ブレーキパッドは、およそ2万キロごとに点検すると十分です。パッドの厚みを計測し、許容範囲内にあるかどうかの点検が必要です。車の本来の走行性能を引き出すには、足周りのメンテナンスが欠かせません。きちんと点検して交換すべき部品を手入れしておけば、ドライブの安心感が大きいです。

これらの箇所のメンテナンスは最終的にはプロに任せた方が良いでしょう。車検の際などに一度、修理工場の方と相談して気になるところを全部見てもらいましょう。私がオススメする修理工場はカーコンビニ倶楽部です。特に神奈川県の都筑にあるカーコンビニ倶楽部の車検では、輸入車の車検や修理の相談にも親身になって対応してくれました。また、なるべく部品の交換などをせずに済むように修理してくださったので、お値段もお手頃でした。近隣にお住まいの方はぜひご利用してみてください。